最終更新: 2026-05-13
GitHub Copilot vs DeepSeek を徹底比較
GitHub Copilot vs DeepSeek 徹底比較【2025年版】
GitHub CopilotはMicrosoft・GitHubが提供するIDE統合型コーディングアシスタントです。一方、DeepSeekは中国のDeepSeek社が開発したオープンウェイトLLMで、Webチャットと低価格APIが特徴です。用途が「コーディング支援に特化したい」のか「汎用的なAIチャット・API活用をコスト重視で使いたい」のかによって、最適な選択肢は大きく異なります。本記事では公式データをもとに両者をフェアに比較します。
GitHub Copilot
GitHub / MicrosoftIDE統合の老舗コーディングアシスタント
- VSCode・JetBrains統合
- PR自動レビュー
- モデル選択可
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DeepSeek
DeepSeek (杭州深度求索)オープン重み・低価格・高性能の中国系LLM
- API単価が圧倒的に安い
- オープン重み
- 数学・推論が強い
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仕様まるごと比較表
| 項目 | GitHub Copilot | DeepSeek |
|---|---|---|
| 基本情報 | ||
| 提供元 | GitHub / Microsoft | DeepSeek (杭州深度求索) |
| リリース日 | 2021-06-29 | 2023-07-17 |
| 最新バージョン | Copilot Workspace + Chat (GPT-5 / Claude選択可) | DeepSeek V3 |
| 用途・対象 | ||
| 主な用途 | コード生成 | AIチャットコード生成 |
| 対象ユーザー | 個人5-50名チーム大企業 | 個人 |
| 主な連携先 | VSCodeJetBrainsGitHub | — |
| 価格 | ||
| 無料枠 | ○ | ○ |
| 無料の内容 | 個人開発者向けに月50回までChat、2000補完まで無料 | Webチャットは無料 |
| 個人プラン (月額) | ¥1,500 | — |
| チームプラン | $19 /ユーザー | — /ユーザー |
| API 入力 ($/1Mトーク) | API未公開 | $0.27 |
| API 出力 ($/1Mトーク) | API未公開 | $1.1 |
| 性能 | ||
| コンテキスト長 | 128K | 128K |
| 最大出力 | 4,096 tokens | 8,192 tokens |
| マルチモーダル | × | × |
| ツール使用 | ○ | ○ |
| コード実行 | ○ | × |
| ベンチマーク (AI のみ) | ||
| MMLU | — | 88 |
| HumanEval (コード) | 89 | 89 |
| SWE-bench Verified | 41 | 42 |
| GPQA | — | 59 |
| JMMLU (日本語) | — | 73 |
| 機能 | ||
| Web検索 | ○ | ○ |
| ファイル添付 | ○ | ○ |
| 画像生成 | × | × |
| 音声対応 | × | × |
| 長期記憶 | ○ | × |
| エージェント | ○ | × |
| Computer Use | × | × |
| 日本語対応 | ||
| 日本語UI | ○ | × |
| 日本語カスタマーサポート | ○ | × |
| サポートレベル | 充実 | なし |
| プライバシー | ||
| 学習にデータ利用 | × | ○ |
| 商用利用可 | ○ | ○ |
| SOC2 | ○ | × |
| データ所在地 | US/EU | China |
詳細レビュー
■ 価格 GitHub Copilotは個人向け無料プランとして月50回のチャットおよび2,000回のコード補完を提供しており、Pro版は月額1,500円(約10USD)です。チーム向けは月額19USDとなっています。DeepSeekのWebチャットは完全無料で利用でき、有料の月額プランは存在しません。API利用の場合、入力100万トークンあたり0.27USD・出力100万トークンあたり1.1USDと非常に低価格です。大量のAPIコールを必要とするバッチ処理用途では、DeepSeekのコスト優位性が際立ちます。 ■ 性能・機能 コーディングベンチマーク(HumanEval)では両者ともスコア89と同水準です。SWE-Bench Verifiedではデepseekが42点、GitHub Copilotが41点とほぼ拮抗しています。最大出力トークン数はDeepSeekが8,192、GitHub Copilotが4,096で、DeepSeekのほうが長文出力に対応しています。コンテキストウィンドウはどちらも128,000トークンです。機能面ではGitHub CopilotがVSCode・JetBrains・GitHubとのネイティブ統合、PRの自動レビュー、エージェント機能、コード実行機能を備えており、日常的なコーディングワークフローへの組み込みやすさに優れます。DeepSeekはWebサーチやファイルアップロードに対応しますが、IDE統合やエージェント機能は持ちません。日本語UIおよびカスタマーサポートはGitHub Copilotが充実しているのに対し、DeepSeekは現時点で日本語UIもサポートもなしとなっています。 ■ プライバシー・セキュリティ ここは両者の最大の差異の一つです。GitHub CopilotはSOC 2認証を取得しており、ユーザーデータを学習に使用しないことが明示されています。データ保存地域はUS/EUです。一方DeepSeekはSOC 2非取得で、ユーザーデータがモデルの学習に使用される可能性があり、データは中国のサーバーに保存されます。業務上の機密コードや個人情報を扱う場面ではこの点を慎重に考慮する必要があります。自社環境でのセルフホスティングが可能なオープンウェイトモデルという点は、プライバシーを自前で管理したいユーザーにとってDeepSeekの強みになりえます。
こんな人にはどっち?
【GitHub Copilotをおすすめしたい人】VSCodeやJetBrainsを日常的に使い、コード補完・PRレビュー・エージェントをIDE内で完結させたい開発者や小規模チームに向いています。日本語サポートが充実しており、SOC 2取得・学習データ不使用のため業務コードも安心して扱えます。 【DeepSeekをおすすめしたい人】Webチャットで無料かつ広範な用途にLLMを試したい個人ユーザー、または低単価APIで大量のテキスト・コード処理をしたい方に向いています。ただし機密データの取り扱いには注意が必要で、日本語サポートがない点も事前に確認してください。