最終更新: 2026-05-13
Claude vs Perplexity を徹底比較
Claude vs Perplexity 徹底比較|2024年どちらを選ぶべきか
AnthropicのClaudeとPerplexity AIのPerplexityは、どちらも無料プランから試せるAIツールですが、設計思想が大きく異なります。Claudeは長文処理や高精度なコード生成を強みとする汎用LLMであるのに対し、Perplexityはウェブ検索と出典提示に特化した「AI検索エンジン」に近い存在です。用途や優先したい機能によって最適解は変わるため、本記事では両者をフェアに比較し、どちらを選ぶべきかを整理します。
Claude
Anthropic推論・長文・コーディングに強い汎用LLM
- 長文の整合性
- 高精度なコード生成
- 安全性
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Perplexity
Perplexity AI出典付きの検索特化型LLM
- 出典付き回答
- 最新情報の正確さ
- 複数モデル選択可
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仕様まるごと比較表
| 項目 | Claude | Perplexity |
|---|---|---|
| 基本情報 | ||
| 提供元 | Anthropic | Perplexity AI |
| リリース日 | 2023-03-14 | 2022-12-07 |
| 最新バージョン | Claude Opus 4.7 | Perplexity Pro (Sonarモデル) |
| 用途・対象 | ||
| 主な用途 | AIチャットコード生成ライティングリサーチ | AIチャットリサーチ |
| 対象ユーザー | 個人5-50名チーム大企業 | 個人5-50名チーム |
| 主な連携先 | SlackGoogle WorkspaceGitHub | — |
| 価格 | ||
| 無料枠 | ○ | ○ |
| 無料の内容 | 日次制限つきで無料利用可 | 標準検索は無料、ProはGPT/Claude選択可 |
| 個人プラン (月額) | ¥3,000 | ¥3,000 |
| チームプラン | $30 /ユーザー | $40 /ユーザー |
| API 入力 ($/1Mトーク) | $15 | $1 |
| API 出力 ($/1Mトーク) | $75 | $1 |
| 性能 | ||
| コンテキスト長 | 200K | 128K |
| 最大出力 | 8,192 tokens | 4,096 tokens |
| マルチモーダル | ○ | ○ |
| ツール使用 | ○ | ○ |
| コード実行 | ○ | × |
| ベンチマーク (AI のみ) | ||
| MMLU | 88.7 | 85 |
| HumanEval (コード) | 92 | 80 |
| SWE-bench Verified | 49 | 25 |
| GPQA | 59.4 | 50 |
| JMMLU (日本語) | 79.5 | 75 |
| 機能 | ||
| Web検索 | ○ | ○ |
| ファイル添付 | ○ | ○ |
| 画像生成 | × | ○ |
| 音声対応 | × | × |
| 長期記憶 | ○ | × |
| エージェント | ○ | × |
| Computer Use | ○ | × |
| 日本語対応 | ||
| 日本語UI | ○ | ○ |
| 日本語カスタマーサポート | ○ | × |
| サポートレベル | 限定的 | なし |
| プライバシー | ||
| 学習にデータ利用 | × | × |
| 商用利用可 | ○ | ○ |
| SOC2 | ○ | ○ |
| データ所在地 | US/EU | US |
詳細レビュー
【価格】 ClaudeとPerplexityは、個人向けProプランがともに月額20ドル(約3,000円)と横並びです。チーム向けはClaudeが月30ドル、Perplexityが月40ドルと、Perplexityのほうがやや高くなります。API料金には顕著な差があり、Perplexityは入出力ともに1ドル/100万トークンと低コストです。一方ClaudeのAPIは入力15ドル・出力75ドル/100万トークンと高価な分、より高性能なモデルが使用可能です。コスト重視でAPIを活用したい場合はPerplexityが有利です。 【性能】 ベンチマークを比較すると、ClaudeはMMLU 88.7・HumanEval 92・GPQA 59.4と、Perplexity(MMLU 85・HumanEval 80・GPQA 50)を全項目で上回っています。日本語能力を示すJMMLUでもClaude 79.5に対しPerplexity 75と差があります。コンテキストウィンドウはClaudeが最大20万トークンと広く、長大な文書の処理に余裕があります。Perplexityは12.8万トークンで、長文要約や大量データ分析では制約を感じる場面があるかもしれません。 【機能】 Claudeはコード実行・エージェント機能・Computer Useに対応し、業務自動化用途でも活用できます。ただし画像生成と音声入出力は非対応です。Perplexityはウェブ検索による出典付き回答が最大の特徴で、最新ニュースや事実確認が得意です。画像生成機能も備えています。一方でコード実行・エージェント・メモリ機能は持っておらず、継続的な作業支援よりも「調べる」用途に向いています。外部連携についてはClaudeがSlack・Google Workspace・GitHubと統合可能な点も、チーム利用では差別化要因になります。 【プライバシー】 ClaudeとPerplexityはいずれもユーザーデータを学習に使用せず、SOC2認証を取得しています。商用利用も両者とも可能です。データの保存地域はClaudeがUS/EUを選択できるのに対し、Perplexityは現時点でUSのみです。EU域内でのデータ取り扱いを重視する場合はClaudeに優位性があります。カスタマーサポートの日本語対応はClaudeが限定的ながら用意されていますが、Perplexityは日本語サポートなしとなっており、トラブル時の対応に差が出る可能性があります。
こんな人にはどっち?
情報収集・リサーチ・ニュースの事実確認を主な目的とするなら、出典付き回答が強みのPerplexityが適しています。最新情報へのアクセスが必要で、API利用コストを抑えたい方にも向いています。 一方、コーディング支援・長文ドキュメントの作成や要約・業務エージェントとして活用したいなら、Claudeがより幅広いニーズに応えられます。日本語サポートやデータ保存地域の選択肢が必要な小規模チームにとっても、Claudeのほうが安心感が高いと言えるでしょう。