最終更新: 2026-05-13
ChatGPT vs GitHub Copilot を徹底比較
ChatGPT vs GitHub Copilot 徹底比較【2025年版】
ChatGPTとGitHub Copilotは、どちらもコード生成に対応したAIツールですが、設計思想は大きく異なります。ChatGPTはOpenAIが提供する汎用AIチャットとして、ライティングやリサーチ・画像生成まで幅広い用途をカバーします。一方のGitHub CopilotはGitHub/Microsoftが提供するIDE統合型のコーディング特化アシスタントです。「どちらを契約すべきか」は、主にあなたの作業環境と目的によって決まります。
ChatGPT
OpenAI圧倒的なユーザー数と拡張性を持つ生成AIの代表格
- エコシステムの広さ
- 画像生成と音声対応
- GPTsで拡張可能
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GitHub Copilot
GitHub / MicrosoftIDE統合の老舗コーディングアシスタント
- VSCode・JetBrains統合
- PR自動レビュー
- モデル選択可
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仕様まるごと比較表
| 項目 | ChatGPT | GitHub Copilot |
|---|---|---|
| 基本情報 | ||
| 提供元 | OpenAI | GitHub / Microsoft |
| リリース日 | 2022-11-30 | 2021-06-29 |
| 最新バージョン | GPT-5 | Copilot Workspace + Chat (GPT-5 / Claude選択可) |
| 用途・対象 | ||
| 主な用途 | AIチャットコード生成ライティングリサーチ画像生成 | コード生成 |
| 対象ユーザー | 個人5-50名チーム大企業 | 個人5-50名チーム大企業 |
| 主な連携先 | SlackGoogle WorkspaceGitHubZapier | VSCodeJetBrainsGitHub |
| 価格 | ||
| 無料枠 | ○ | ○ |
| 無料の内容 | GPT-5-miniを上限つきで利用可 | 個人開発者向けに月50回までChat、2000補完まで無料 |
| 個人プラン (月額) | ¥3,000 | ¥1,500 |
| チームプラン | $30 /ユーザー | $19 /ユーザー |
| API 入力 ($/1Mトーク) | $10 | API未公開 |
| API 出力 ($/1Mトーク) | $30 | API未公開 |
| 性能 | ||
| コンテキスト長 | 256K | 128K |
| 最大出力 | 16,384 tokens | 4,096 tokens |
| マルチモーダル | ○ | × |
| ツール使用 | ○ | ○ |
| コード実行 | ○ | ○ |
| ベンチマーク (AI のみ) | ||
| MMLU | 90.1 | — |
| HumanEval (コード) | 93.5 | 89 |
| SWE-bench Verified | 52 | 41 |
| GPQA | 61.2 | — |
| JMMLU (日本語) | 81 | — |
| 機能 | ||
| Web検索 | ○ | ○ |
| ファイル添付 | ○ | ○ |
| 画像生成 | ○ | × |
| 音声対応 | ○ | × |
| 長期記憶 | ○ | ○ |
| エージェント | ○ | ○ |
| Computer Use | ○ | × |
| 日本語対応 | ||
| 日本語UI | ○ | ○ |
| 日本語カスタマーサポート | ○ | ○ |
| サポートレベル | 限定的 | 充実 |
| プライバシー | ||
| 学習にデータ利用 | ○ | × |
| 商用利用可 | ○ | ○ |
| SOC2 | ○ | ○ |
| データ所在地 | US | US/EU |
詳細レビュー
## 価格 GitHub Copilotの有料プランは月額1,500円(約10ドル)からで、ChatGPTの有料プランは月額3,000円(20ドル)です。GitHub Copilotには月50回のChat利用・2,000回のコード補完まで利用できる無料枠があり、個人開発者には試しやすい入口が用意されています。ChatGPTも無料でGPT-5-miniを上限付きで使えますが、GPT-5をフルに活用するには有料プランへの加入が必要です。コスト面ではGitHub Copilotの方が月額負担を抑えられます。 ## 性能 コード生成の代表指標であるHumanEvalスコアを見ると、ChatGPTが93.5に対しGitHub Copilotは89と、ChatGPTが若干上回っています。SWE-Bench Verifiedでも52対41とChatGPTがリードしています。コンテキストウィンドウはChatGPTが256,000トークン、GitHub Copilotが128,000トークンと、長大なコードベースを一度に扱う場面ではChatGPTに余裕があります。ただしGitHub Copilotは内部モデルをGPT-5やClaudeから選択できるため、将来的な性能の柔軟性も持ち合わせています。 ## 機能 ChatGPTは画像生成・音声対話・Webサーチ・ファイルアップロード・エージェント機能・コンピューター操作など機能が幅広く、コーディング以外の業務でも活躍します。SlackやGoogle Workspace、GitHub、Zapierとの連携も可能です。GitHub CopilotはVSCode・JetBrainsなどIDEへの深い統合と、プルリクエストの自動レビューが最大の強みです。チャット単体での使い勝手はChatGPTに劣るものの、エディター上でのインライン補完やCopilot Workspaceによる自律的なコード編集は、日常的な開発ワークフローに自然に溶け込みます。 ## プライバシー 両ツールともSOC 2認証を取得し商用利用に対応していますが、重要な違いがあります。ChatGPTはデフォルトでユーザーデータをモデルの学習に利用する設定となっており(設定でオプトアウト可能)、データの保存先は米国です。GitHub Copilotはデフォルトでユーザーデータを学習に使用しない方針を採っており、データレジデンシーも米国と欧州を選べます。業務上の機密コードを扱う場合、GitHub Copilotのポリシーはより安心感を与えます。
こんな人にはどっち?
**GitHub Copilotをおすすめしたい方:** VSCodeやJetBrainsを日常的に使うエンジニアで、IDEを離れずにコード補完・レビュー支援を受けたい場合や、月額コストを抑えたい個人開発者・チームに向いています。コードの学習利用を避けたいプライバシー重視の方にも適しています。 **ChatGPTをおすすめしたい方:** コーディング以外にもライティング・リサーチ・画像生成・音声アシスタントなど幅広い業務をひとつのツールで完結させたい方や、長大なコードベースやドキュメントを一括で扱いたい方に適しています。