最終更新: 2026-05-13
Asana vs Backlog を徹底比較
Asana vs Backlog 徹底比較|どちらを選ぶべきか
プロジェクト管理ツールの導入を検討する際、国際的な定番サービス「Asana」と国産ツール「Backlog」はよく候補に挙がります。両ツールともタスク管理やファイル共有に対応し、中小〜中規模チームに向けたプランを用意しています。しかし得意とする領域や価格体系、日本語サポートの手厚さには明確な違いがあります。本記事では2つのツールをフェアに比較し、あなたのチームに合った選択肢を見つけるための情報を整理します。
Asana
Asana, Inc.業務全体を可視化する大規模プロジェクト管理
- ゴール・タイムライン可視化
- AIで進捗自動更新
- 大規模組織で実績多数
※広告リンク
Backlog
ヌーラボ国産のソフトウェア開発向けプロジェクト管理
- ガントチャート+Gitリポジトリ統合
- 完全日本語
- シンプルな課金体系
※広告リンク
仕様まるごと比較表
| 項目 | Asana | Backlog |
|---|---|---|
| 基本情報 | ||
| 提供元 | Asana, Inc. | ヌーラボ |
| リリース日 | 2012-04-25 | 2005-12-15 |
| 最新バージョン | Asana AI Studio | Backlog (Git/SVN対応) |
| 用途・対象 | ||
| 主な用途 | プロジェクト管理タスク管理 | プロジェクト管理タスク管理バグトラッキング |
| 対象ユーザー | 5-50名チーム大企業 | 5-50名チーム中小企業 |
| 主な連携先 | SlackGoogle WorkspaceZapierMicrosoft TeamsGitHub | SlackChatworkGitHub |
| 価格 | ||
| 無料枠 | ○ | ○ |
| 無料の内容 | 15名までのチームは無料 | 30日間の無料トライアル |
| 個人プラン (月額) | ¥1,700 | ¥2,640 |
| チームプラン | $30.49 /ユーザー | $35 /ユーザー |
| 性能 | ||
| マルチモーダル | × | × |
| ツール使用 | × | × |
| コード実行 | × | × |
| 機能 | ||
| Web検索 | × | × |
| ファイル添付 | ○ | ○ |
| 画像生成 | × | × |
| 音声対応 | × | × |
| 長期記憶 | ○ | × |
| エージェント | ○ | × |
| Computer Use | × | × |
| 日本語対応 | ||
| 日本語UI | ○ | ○ |
| 日本語カスタマーサポート | ○ | ○ |
| サポートレベル | 充実 | 完全日本語 |
| プライバシー | ||
| 学習にデータ利用 | × | × |
| 商用利用可 | ○ | ○ |
| SOC2 | ○ | ○ |
| データ所在地 | US/EU | Japan |
詳細レビュー
■ 価格 Asanaは15名までのチームが無料で利用できる無料プランを提供しており、有料プランはPro月額1,700円(USD換算13.49ドル)から始まります。一方、Backlogは30日間の無料トライアルのみで、有料プランは月額2,640円(USD換算18ドル)からとなります。単純な月額料金だけ見るとAsanaのほうが安価ですが、Backlogは課金体系がシンプルで予算を組みやすいという声もあります。チームの人数やプロジェクト数に応じて試算することをおすすめします。 ■ 機能 Asanaはゴール管理やタイムライン可視化、さらに「Asana AI Studio」と呼ばれるAIを活用した進捗自動更新機能を備えており、複数プロジェクトを並行管理するシーンで強みを発揮します。エージェント機能やメモリ機能も搭載しており、ワークフロー自動化に積極的なチームに向いています。Backlogはガントチャートとほぼ同一画面内でGitリポジトリを管理できる点が大きな特徴です。バグトラッキングにも対応しており、ソフトウェア開発やWeb制作の現場で使いやすい設計になっています。一方、エージェント機能やAIによる自動化機能はBacklogには搭載されていません。 SlackやGitHubとの連携は両ツールに共通しており、国内で普及しているChatworkへの連携はBacklogのみが対応しています。AsanaはGoogle WorkspaceやZapier、Microsoft Teamsとも連携できるため、海外ツールを多用するチームにはAsanaが有利です。 ■ 性能・使い勝手 UIは両ツールとも日本語に対応していますが、Asanaは一部日本語訳が不自然な箇所があると報告されています。Backlogは国産サービスとして完全日本語UIで構築されており、日本語の自然さという点では優位性があります。エンジニア以外のメンバーが多いチームでは、Asanaのビジュアルなプロジェクトビューが馴染みやすい場合もあります。Backlogは非エンジニア向けの機能が控えめである点は考慮が必要です。 ■ プライバシー・セキュリティ 両ツールともユーザーデータを機械学習に利用しない方針を明示しており、SOC2認証も取得しています。大きく異なるのはデータの保管場所で、AsanaはUS/EUにデータを保存するのに対し、Backlogはデータを国内(日本)に保管します。個人情報保護の観点から国内データ保管を義務付けている業界や、社内セキュリティポリシーで国内保管が求められる場合は、Backlogが条件に合いやすいでしょう。
こんな人にはどっち?
チームの状況に応じて選択肢が変わります。 【Asanaが向いている人】複数プロジェクトの進捗を一元管理したい中〜大規模チーム、AIによるワークフロー自動化を試したい方、Google WorkspaceやMicrosoft Teamsなど海外ツールとの連携を重視する方にはAsanaが適しています。 【Backlogが向いている人】国内でソフトウェア開発やWeb制作を行うチーム、Gitリポジトリとタスク管理を一緒に運用したい開発者、データの国内保管やChatwork連携を必要とする方、完全日本語サポートで安心して使いたい方には、Backlogがよりフィットするでしょう。